日本の看護の歴史

欧州ではキリスト教の精神の下で、看護の精神が宿ったのに対して、日本では6世紀頃に、仏教の慈悲の心から看護の精神が宿ったといわれています。

 

従って、日本では僧侶の中から、看護の精神が生まれています。やがて、鎌倉時代になると、僧侶以外にも医術を生業とする人が現れます。その後、江戸時代には職業医師が定着、医師の指導の下で看護が行われるようになりました。

 

そして江戸末期、鎖国が解かれてヨーロッパ文化が急速に入り込んでくる中で、ナイチンゲールの精神を汲んだ看護教育も伝わって来ました。その後、明治時代に入ると、米国から看護師を招くことで養成所が初めて設立されています。

 

明治時代半ばには、日本赤十字社や現在の東京慈恵会医科大学や、東京大学医学部付属病院などの前身が設立されています。こうしてスタートを致しました、近代日本の看護教育と看護師は、その後の日清戦争や日露戦争で大きな貢献を果たします。

 

しかし、第2次世界大戦後は、医療についてもGHQの指導を受けることになります。当時、設置されたGHQ公衆衛生福祉部が、現在の厚生労働省の始まりとなります。そして、GHQ公衆衛生福祉部の中に看護課が設けられ、医療からの独立が決められました。

 

また、看護課の主導の下で、看護師に対する法律・保健婦助産婦看護法が、初めて制定されました。その後、看護学雑誌の創刊や、看護協会ニュースの発行が行われることで、看護師の存在が庶民にも広く伝わるようになりました。

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